親知らずを抜かない選択をした場合のリスクと管理方法を解説

      2026/02/20

船堀(東京都江戸川区)の歯医者、ライフケアデンタルオフィスで親知らずを抜かない選択をした場合のリスクと管理方法を解説

こんにちは。船堀(東京都江戸川区)の歯医者、ライフケアデンタルオフィスです。

親知らずの抜歯を勧められたものの、痛みや腫れへの不安、仕事や学校のスケジュールなどから躊躇している方もいるのではないでしょうか。
現時点では痛みやトラブルがないため、わざわざ抜く必要はないと考えている方もいるかもしれません。
確かに、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を与えていない親知らずであれば、抜歯せずに残すことも選択肢の一つです。
今回は、親知らずを抜かない場合のリスクや、リスクを抑えるための方法、抜歯を検討すべき症状などについて解説します。

 

親知らずとは

親知らずを抜かない選択をした場合のリスクと管理方法を解

親知らずは、正式には第三大臼歯と呼ばれる歯です。
上下左右に1本ずつ、合計4本あります。
一般的に、親知らずが生えてくるのは10代後半から20代前半ですが、30代になってから生えてくる人もいれば、一生生えてこない人もいます。
また、その本数にも個人差があります。
これは、人類の進化の過程であごが小さくなり、親知らずが退化傾向にあるためと考えられています。

 

親知らずの生え方

親知らずの生え方にはいくつかのパターンがあります。
トラブルが起こりにくいのは、真っ直ぐに生えており、上下の親知らずとしっかり噛み合っている状態です。
このような場合は、機能的にも問題なく、清掃もしやすいため、抜歯の必要性は低くなります。

それに対し、横向きや斜めに生えている状態の親知らず、一部だけが歯ぐきから出ている半埋伏の親知らずは、周囲の歯を押してしまったり、汚れがたまりやすかったりするためトラブルを引き起こすリスクがあります。
また、骨や歯ぐきの中に埋まっている完全埋伏の親知らずは、症状がなければ必ずしも抜く必要はありませんが、嚢胞という袋状の病変を作ることがあるため、定期的な観察が必要です。

 

親知らずを抜かない場合の主なリスク

智歯周囲炎

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親知らずの代表的なリスクは、智歯周囲炎と呼ばれる炎症です。
智歯周囲炎は、疲労やストレス、体調不良などで免疫力が低下したときに発症しやすく、繰り返すことが多いのが特徴です。
重症化すると、顔が腫れたり、口を開けにくくなったりすることがあります。

 

虫歯

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親知らずは口の奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、十分な清掃が困難です。
特に横向きや斜めに生えている場合は、歯の一部が歯ぐきに覆われていることもあり、虫歯の発症リスクが高くなります。
また、親知らずが斜めに生えて第二大臼歯に接触している場合、その接触部分にも虫歯ができやすくなります。

 

歯並びの悪化

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親知らずが第二大臼歯を押し続けることで、歯並びに影響が出ることもあります。
矯正治療を受けた方の場合、せっかく整えた歯並びが後戻りする原因にもなります。

 

親知らずを残すための条件

真っ直ぐ生えていて清掃性が高い
上下の歯としっかりと噛み合い、まっすぐに生えている親知らずは、残しておいても問題ありません。
このような親知らずは歯ブラシが届きやすいため、虫歯や歯周病のリスクを抑えられます。
ただし、下の親知らずだけが生えていて上の親知らずがない場合、または逆の場合は、噛み合わせる対象がないため、伸びてきて問題を起こすことがあります。

周囲の歯や組織に悪影響を与えていない
隣の第二大臼歯を押していない、虫歯や歯周病の原因になっていないなど、周囲の歯や組織に悪影響を与えていない親知らずも残せる可能性が高くなります。
痛み、腫れ、出血、膿、口臭などの症状がなく、レントゲン検査でも問題が認められない場合は、抜歯の必要性は低いと判断されます。
ただし、症状がなくても、将来的に問題が起こる可能性がある場合は、予防的抜歯が行われることもあります。

 

親知らずを残す場合に大切なこと

デンタルケア

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親知らずを残す選択をした場合、大切なのはその後の日常的なセルフケアです。
親知らずは清掃が難しい位置にあり、普通の歯ブラシだけでは十分に清掃できないことも少なくありません。
タフトブラシと呼ばれる、毛束が小さくまとまった歯ブラシや、デンタルフロスや歯間ブラシを活用して磨くようにしましょう。
親知らずと第二大臼歯の間は特に汚れが溜まりやすいため、この部分をしっかりと清掃することが大切です。

 

食事と生活習慣

船堀(東京都江戸川区)の歯医者、ライフケアデンタルオフィスで親知らずを抜かない選択をした場合のリスクと管理方法を解説

親知らずを残す場合、日常の食事や生活習慣にも注意を払うことで、トラブルを予防できます。
まず、食事の内容に気をつけましょう。
硬すぎるものや粘着性の高いものは、親知らず周囲に残りやすく、取り除くのが困難です。
繊維質の多い野菜や肉の筋など、親知らずの周囲に引っかかりやすい食品を食べた後は、特に念入りに清掃しましょう。
生活習慣の面では、十分な睡眠とストレス管理が重要です。
疲労やストレスが溜まると免疫力が低下し、智歯周囲炎を発症しやすくなります。
規則正しい生活を心がけ、運動や趣味でストレスを発散しましょう。

 

定期検診

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親知らずを残す選択をした場合、少なくとも半年に一度、できれば3か月に一度の頻度で歯科医院を受診しましょう。
トラブルの予防につながるとともに、問題が見つかった場合は早期に治療を開始できるメリットがあります。

 

親知らず抜歯を受ける年齢について

親知らずの抜歯は、若いうちのほうがリスクが少なく、回復も早いとされています。
これは、親知らずの芽がまだ完全に形成されていないことが多く、周囲の骨もやわらかいためです。
抜歯後の腫れや痛みも軽度で済む傾向があります。

30代から40代になると、親知らずの根は完全に形成され、周囲の骨も硬くなっているため、抜歯の難易度が上がります。
また、術後の腫れや痛みが強く出ることもあります。
50代以降になると、骨が硬くなっており、また全身疾患を持つ方も増えてくるため、抜歯のリスクはさらに高まります。
ただし、長年問題なく過ごしてきた親知らずが、この年代になって急に問題を起こすことは比較的少ないため、症状がなければ無理に抜く必要はないことがほとんどです。

 

まとめ

船堀(東京都江戸川区)の歯医者、ライフケアデンタルオフィスで親知らずを抜かない選択をした場合のリスクと管理方法を解説

親知らずは、必ずしもすべて抜かなければならないわけではありません。
まっすぐと生えていて、磨きやすく、周囲の歯や組織に悪影響を与えていない場合は、保存することも選択肢です。
しかし、親知らずを残す場合には、智歯周囲炎、虫歯、隣の歯への悪影響、歯周病、嚢胞の発生などのリスクがあることを理解しておく必要があります。
セルフケアを怠らないこととともに、少なくとも半年に一度、できれば3か月に一度は歯科医院を受診し、親知らずの状態をチェックしてもらいましょう。

 



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