矯正治療(ランパ治療)
- あごの成長発育不足で気道が狭いため正しい呼吸が出来ていないため寝相が悪い・イビキ・口呼吸などの問題が起こります。
- 特に上あごの骨やその上にある鼻の骨の成長発育が不足している場合、鼻の通りも悪くなるため鼻炎・風邪をひく・中耳炎などの問題が起こりやすくなります。
- 脳に行く酸素量が少ないために注意力・集中力・落ち着きがないなどの問題を引き起こすと言われています。
- あごの正常な成長発育
- 鼻呼吸
- 良い姿勢
矯正治療(ランパ治療) 目次
こどもの矯正治療
おとなの矯正治療
RAMPA治療
乳歯のうちに知っておきたいお口の健康
お子さまにこんな症状はありませんか?
始める前に知っておきたいRAMPAについて
RAMPAで目指す3つのこと
症例① 7歳女児 永久歯が生えてこない
こどもの矯正治療
RANPA(ランパ)セラピー 顎顔面口腔育成治療
一般的な矯正治療は今ある骨格の中で歯を動かしたり、歯を抜くことでスペースを作り歯を並べる治療法です。
骨格・機能に問題がないか、許容範囲の場合に適応となります。
一方、骨格に問題がある場合、一般的な矯正治療では治療が出来ないことや外科手術が必要になることがあり、リスクが大きくなってしまいます。
現在、生活習慣や普段の姿勢が悪いことで、正常な成長発育を妨げ骨格に問題のある子供が増えています。多くのお子さんが適応と言っても過言ではありません。
そこでRANPAは、骨格の成長を正しい方向に促すことで、歯並びや口・鼻の機能(呼吸)を正常にする治療法です。
従来の矯正治療とは考え方もアプローチも全く違う、画期的な治療法の一つです。
おとなの矯正治療
ブラケット矯正
一般的な矯正治療です。
歯の表面に小さな装置をつけて、ワイヤーを使い歯を動かします。
歯をきれいに並べたり、咬み合わせの改善をするために行います。
装着感はあまり良いとは言えませんが、確実に歯を動かすことが出来る方法です。
インビザライン
脱着が出来る透明なマウスピースタイプの矯正装置です。
ブラケット矯正の様に装置が目立つことがなく装着感・違和感が少ないのか特徴です。
また、通院頻度も2か月に1度程度に出来るためお忙しい方にもおすすめです。
自由に取り外しができることはメリットではありますが、付け忘れると歯が動かないため治療期間が長くなったり、新しく装置を作り変えなければならなくなることはデメリットとも言えます。
RAMPA治療
乳歯のうちに知っておきたいお口の健康
今、正常に成長発育しないことによって、歯並びや呼吸法に問題のある子供が増えています!
このページでは、お子さんの歯並びや普段の姿勢・呼吸法でお悩みの保護者のため、そして何より子供たちの未来の健康のために作りました。
今回ご紹介するのは、骨の歪みを正し、正常な骨格へと成長発育を促すことが出来る最先端治療RANPAです。
RANPAでは骨の歪みを整え、正常なあごの発育を目指します。
気道の確保・正しい呼吸・良い姿勢となることでお口の問題だけでなく、鼻炎などの問題も解決すると言われています。
まずは、お子さんのお口の状態やクセ、その他の症状をしっかりチェックして、気になることがありましたら当院までご相談ください。
お子さまにこんな症状はありませんか?
こんなことしていませんか?
普段のくせをチェック
普段から姿勢が悪い
寝相が悪い・うつぶせ寝である
こどもなのにイビキをかく
いつも口をぽかんとあいている
見た目で気になる事ありませんか?
見た目のチェック
永久歯がなかなかはえてこない
笑った時に上の歯ぐきが見える
下あごが出てうけくち(反対咬合)になっている
こどもの歯なのに隙間がない
痩せているのに二重あごである
こんな症状はないですか?
症状のチェック
鼻づまり・鼻炎がある(耳鼻科に通院中)
風邪をひきやすい・中耳炎になりやすい
注意力が散漫である
ADHDと言われた
いつも眠そう・集中力がない
これらの症状はなぜ起こるのか?
始める前に知っておきたいRAMPAについて
適応年齢は6歳~12歳
出来れば、成長が盛んな4歳~8歳くらいまでに始めるのが理想的です。
9歳以上では治療の難易度が上がり、成長や骨格の状態に応じて判断する必要があるためご相談ください。
顔の歪みや悪い姿勢が良くなり息苦しさも軽減される!
中顔面(※)の成長を前上方に促すことで、顔の歪みを解消します。
また、上あごが前方に上がることで捏の位置が安定し、気道が広がり、本来の正常な呼吸をすることが出来るようになります。
※中顔面:鼻の上(目下)から上くちびるまでのこと
ご家族の協力をお願いしています
RAMPAでは装置を長時間つける必要があり、お子さんにとっては不安がいっぱいです。
だからこそご家族の協力がとても大切です。
上手にサポートして頂くことにより、親子の絆が深まり、とても良い人間関係を築くことも出来るのではないかと考えています。
12歳以上は適応外
お口の周りの成長は12歳までに約80%が終わってしまう為、そこからRAMPAによって骨格を変えることはとても困難と言えます。
お子さんのお口のことで少しでも気になることがありましたら早めにご相談ください。
RAMPAで目指す3つのこと
歪のない骨格になることでお口の中の機能はもちろんのこと、鼻呼吸になることで病気になりにくい体を作ることが出来ます。
また、呼吸がしやすくなることで、睡眠の質が上がったり、集中力の向上、姿勢の改善も期待できます。
症例① 7歳女児 永久歯が生えてこない
上あごの成長が著しく遅い。
下あごが長く出ている様に見えるが、実は下あごの成長も遅れている。
乳歯が抜けることなく、6歳頃に生えてくるはずの永久歯が生えてこない。
先天的に永久歯が2本欠損している。
上あごの成長が著しく遅く、骨の歪みが強い
足の長さに左右差があり、真っすぐ立つことが出来ない。
RANPA治療開始前 8歳8ヶ月
上の歯の写真 |
受け口となっている。 |
下の歯の写真 |
口腔外装置RAMPA装着
まずはRAMPA装置を使用し、上あごを前上方に牽引する。
口腔内装置の装着(開始から1か月)
上あごの装置で左右に広げていく。 |
上あごが大きくなったため、2番目の歯が生えてくる。 |
上あごに合わせて、下あごも広げていく。 |
開始前
口腔内装置の除去(開始から4か月)
2番目の歯が生えるスペースが確保される。 |
奥の歯が左右に広がり、前歯の重なりもなくなる。 |
動いた歯の保定を行っている。 |
支点となっていた歯を外側に動かす。 |
このステージを何度か繰り返すことにより、正常な骨格に誘導していく。