歯科総合精密検査
歯が悪くなる原因は「虫歯」「歯周病」「かみ合わせ」です。
この3つを精密に検査し、あなたのお口の現状を一緒にみていきます。
お口の現状をあなた自身がしっかりと知ることが、治療結果に大きく影響するからです。
歯科総合精密検査 目次
検査Ⅰ(約60分)担当:歯科衛生士
① デジタルレントゲン撮影
デンタル18枚法を用いて、表面的には分からない虫歯や歯周病の状態を検査します。
一般的にレントゲン撮影は、パノラマレントゲンで行われることが多いのですが、当院ではデンタル18枚法を用いることで、より細かく歯や歯ぐきの状況を把握できるようにしております。
※撮影は、歯科医師が行います。
② お口の中の写真撮影
高精細なデジタル一眼レフカメラで、お口の中を撮影します。(口腔内写真撮影)
奥歯、歯の裏側、歯ぐきの状態など、細かいところまで把握します。
③ お口の中の模型をつくる
お口の中の型を取り、あなたの歯型の模型をつくります。
それによって、自分自身の歯の形、大きさ、並びやかみ合わせを、具体的に理解しやすくします。
④ 歯周病の検査
歯ぐきの炎症・出血の状態、歯ぐきの弾力や、歯の揺れなどを調べます。
歯周病の度合いを把握するために、1本の歯あたり6箇所、歯ぐきの溝の深さと出血の状態を検査します。
⑤ 虫歯・歯周病の原因の検査
虫歯・歯周病の原因となる「プラーク(細菌の塊)」が歯にどのくらい付いているかを赤染めして、検査します。
⑥ お顔の写真撮影
あなたのお顔の形を正面と側面から撮影し、記録に残します。(顔貌写真撮影)
写真を見ることで、かみ合わせの強さや、筋肉のハリなどを確認することが出来ます。
また、矯正治療や、大がかりなかみ合わせの治療を行った際に、審美的な確認に使います。
検査Ⅱ(約60分)担当:歯科医師
① 前回の検査結果の説明
歯の模型、レントゲン写真、歯周病の検査、虫歯・歯周病の原因の検査の結果を、分かりやすくお話しします。
② かみ合わせの検査
長期的にお口の中が安定する状態をつくるために、普段は気づかない歯や顎にかかっているストレスを丁寧に診ていきます。
③ 軟組織(頬粘膜、舌など)の検査
頬や唇の内側、喉の奥の粘膜、舌の表面や裏側に異常がないか検査します。
異常があった場合は、歯より先行して治療する場合があります。
検査Ⅲ(約60分)担当:歯科医師
検査Ⅰ、Ⅱの結果を参考に、お口の中の病気の原因とその対策についてお話しします。
病気の原因に関するあなた自身の理解を深めていきます。
治療を効果的にし、再発させないためにも、病気のメカニズムをしっかりと把握する必要があるからです。