セカンド・オピニオン外来

    セカンド・オピニオン外来

    近年、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、専門的な情報や知識が簡単に手に入る時代となりました。
    しかし、検索された情報が正しく認識されない場合があり、患者さんが間違った選択をしてしまうことが多いように感じます。

    その間違った認識や選択を正しい道へと導くのも私たちの役割だと考えています。
    そこで今回は、どのような時に「セカンド・オピニオン」が必要か、正しい選択をするにはどうしたら良いか、考えてみたいと思います。

     

    言い出しにくい「セカンド・オピニオン」

    セカンド・オピニオン外来

    「セカンド・オピニオン」とは、より良い決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことを言います。

    「セカンド・オピニオン」を求める場合、まずは主治医に対し、他医への紹介状、画像診断データ、検査の記録の作成等の情報提供を依頼する必要があります。
    しかし、すでに主治医との人間関係や信頼関係が崩れている場合も多く、なかなか言い出せないことも多いのではないでしょうか。

    当院に来られる患者さんも、多くの場合「セカンド・オピニオン」ではなく「転院」という形で来院されます。
    そこでどのような場合、「転院」が多いのか紹介していこうと思います。

     

    以下のような悩みお持ちの方の「転院」が多い

    • 歯を抜きたくない。抜かずに治療は出来ないか?
    • 歯を削らずに治療は出来ないのか?
    • インプラントは怖い。ほかに方法はないか?
    • 行くたびに歯を削られて心配である。
    • どんどん銀歯になるのは嫌だ。
    • 歯の神経を取らずに治療は出来ないか?
    • 歯科医師から納得のいく説明がしてもらえない。
    • 忙しそうで話を聞いてもらえる雰囲気ではない。
    • 毎週通っているが、治療が一向に進まない。
    • 今通院中の歯科医院の治療に不満・疑問があるが他の医院に相談することに抵抗がある。
    • 歯科医院を変えてもいいのか?

    以上のような悩みを持ち「転院」される患者さんが多いのですが、「転院」される患者さんの特徴は、しっかり自分の歯や将来について考えていることです。
    すでに正しい選択をする準備が出来ている患者さんも多く、そのような患者さんは救われることが可能となります。
    しかし、現在の歯科医療において問題なのは、実は「転院」を考えていない患者さんなのです。

     

    虫歯を予防することは十分可能

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    歯医者はどこに行ってもそんなに変わらないと思われがちですが、それは大きな間違いです。
    虫歯の本数が少ない場合や虫歯が小さい場合などはどんな治療であっても問題は起こりにくく、患者さんが問題を自覚することはほとんどないのですが、すでに潜在的に大きな問題を抱えているのです。

    小さな虫歯の治療をする時でもよく考えてほしいのです。

    • なぜ虫歯になったのか?
    • 虫歯の原因は何なのか?
    • 今後、虫歯にならないためには具体的にどうすればよいのか?

    他にも考えることはありますが、少なくともこのくらいのことを教えてくれる歯科医院を選ぶべきです。

    歯科医院に行くきっかけの多くは「お口の中のトラブル」であり、その問題解決が私たちの仕事ではあるのですが、そもそもトラブルが起こらなくすることも十分可能です。

    当院に来られる患者さんの中には、虫歯になってしまうのは仕方のないことで、虫歯を予防することは無理だと思っていた方が多くいらっしゃいます。
    それは今まで行った歯科医院で「正しく情報提供」がされていないことを意味するのではないでしょうか。

     

    自分のお口の中についてもう一度考えてほしい

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    様々な悩みや問題がありますが、お口の中の問題(特に虫歯・歯周病)はしっかりと手順を踏むことで比較的簡単に解決することが出来ます。
    それは病気の原因が明確になっているからです。

    歯科医院に通う目的は「治療」ではなく「お口の中のことで困ることをなくすこと」と考えてほしいと思います。

    私たちの歯科医院は他では治せない病気を治療できる数少ない歯科医院です。 お悩みをお持ちの方は遠慮なくご相談ください。

     

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