
歯を抜かずに治せる
根管治療

「歯を大切にしたい」「歯を抜きたくない」「一生涯、自分の歯で生活したい」本来、人は潜在的にこのような思いがあります。
そんな思いに応えるために、「抜かない、削らない」をモットーにした歯医者がたくさんあります。
しかしながら、「治したのに痛みや腫れが引かない」「違和感が消えない」「歯を抜く以外に方法はないと言われた。」そんな患者さんが後を絶ちません。
1本の歯を残すために、真剣に考えてくれる歯医者はどのくらいあるのでしょうか?
残念ながら日本では、歯を残すために重要な「根の治療」、すなわち「根管治療」が非常に軽視されています。
LIFE CARE DENTAL OFFICEは歯を抜かずに残す「最後の砦」でありたいと考えています。
院長:中山俊太郎

2008年 明海大学卒業
2008年 明海大学歯周病科勤務
2011年~2014年 埼玉県の歯科医院にて勤務
根管治療専門医の下でマイクロスコープ治療に
従事
2019年3月 開業
・所属
日本歯周病学会
日本歯内療法学会
器具の破折片・根尖肥大
歯根の先が肥大していて、その周りに大きな病巣があります。
また、根管治療時に使用する器具が破折したままになっています。

マイクロスコープを用いて、根管治療を行い器具の破折片も除去しました。
歯根の周りの骨再生がみられ、現在のところ経過は良好です。

根管内に穴が開いている
歯根の周りに大きな病巣があります。
根管内に穴が空いていて、そこから感染が拡がっています。

マイクロスコープを用いて根管内の穴を確認し、根管治療を行いMTAセメントを充填しました。
歯根の周りの骨再生がみられ、現在のところ経過は良好です。

樋状根(といじょうこん)
樋状根(といじょうこん)は、複雑な形態のため、治療が難しいとされています。この症例では、丁寧な治療を施し、歯の保存をすることが出来ました。
咬むと違和感があり、歯が浮いているような症状(動揺)があった。レントゲンでみると、根の先の骨が溶けて、炎症を起こしている状態が黒い影から見て取れます。

治療後、根の先の骨再生がみられ、歯の揺れもなくなり、黒い影が消えています。

症例1
歯の神経にまで到達している大きな虫歯があります。

虫歯を慎重に取り除き、歯髄を保護するためにMTAセメントを充填しました。
歯髄保存療法から14ヶ月経過、現在のところ良好です。

症例2
不自然な歯の形をしており、うまくお手入れが出来ない状態で、治療後再度むし歯になっている状態でした。
むし歯をとっていくと、とても深いむし歯で、歯の神経が露出しました。通常、神経をとる治療になってしまうことが多いですが、歯髄保存療法によって、残すことが出来ました。

それまであった自然な歯の形態に戻し、お手入れしやすい環境を整えました。

院内感染予防の徹底
安心して治療が受けられるように使用器具の滅菌・消毒に力を入れています。
特に根管治療では感染管理は治療の成功率に大きく影響します。
歯科用CTの完備
従来のレントゲンは2次元ですが、歯科用CTは三次元、文字通り次元の違う診査が可能となります。
難しい根管治療の診査・診断には欠かせない検査になります。
マイクロスコープ
現代の歯科治療にマイクロスコープは欠かせない存在になりつつあります。肉眼では確認できない歯や歯肉の状態を知ることが出来ます。
私自身が肉眼での治療が信用できなくなり、特に深い虫歯治療や根管治療には欠かすことは出来ません。