プラークコントロールとは、一言でいうと虫歯や歯周病の原因である「プラーク(細菌の塊)」を減らすための取り組みをする(コントロール)ということです。

「歯ブラシをすること」=「プラークコントロール」と思われがちですが、実はもう少し深い意味があります。

そこで今回は、虫歯や歯周病を予防するための「プラークコントロール」について考えていこうと思います。

「歯ブラシをすること」=「プラークコントロール」ではない

私は3つの意味があると考えています。

  1. 「プラーク」を歯ブラシやフロスなどを用いて除去し、コントロールすることです。一般的には、この意味で用いられています。
  2. 食事制限によってコントロールすることです。特に摂取する糖質を変える、例えば砂糖を減らし、キシリトールなど別の甘味料に代えることで、「プラーク」の質が変化し、虫歯になりにくいお口の中の環境を作ることが出来ます。
  3. 治療によってコントロールすることです。虫歯治療などで詰め物や被せ物を歯に装着することがありますが、それが歯の形に合っていないことがあります。すると、プラークを落とそうとしても歯ブラシが届かず、フロスが引っかかってしまいます。

    その場合は、再度治療することで、コントロールしやすくします。
    また、詰め物によっても、例えばジルコニアを使用すると「プラーク」は、ほぼつかないので、コントロールしやすくなります。

大切なのは、1つ目の「プラーク」を歯ブラシやフロスを使って除去することです。ただし、治療の状況によっては、3つ目の問題も生じるので、その場合は、歯科医師に相談してプラークコントロールをしやすい口内環境をつくっていきましょう。

(歯科医師:中山俊太郎)